トランジションとは、メインウェポンからセカンダリウェポンへ持ち替える動作です。この記事では、サバゲーでハンドガンを使う場面と方法を整理します。
トランジションの要点まとめ
- トランジションには、スイッチングと持ち替えの2つの意味がある
- この記事では、メインからセカンダリへの持ち替えを解説
- 狭い場所や至近距離では、ハンドガンへの切り替えが有効
- 持ち替え方は、ワンポイント、ツーポイント、スリングなしで異なる
- メインウェポンが使えない時にも、役立つ
トランジションについて
トランジションとは、タクティカル用語としては2つの動きのことを指す。1つは構えている銃の左右を入れ替えること。つまりスイッチングのことだ。そしてもう1つはメインウェポンからセカンダリウェポンに切り替える動作のこと。
今回は後者のトランジションについて解説をしていきたい。
ハンドガンを持っていても、使う機会は多くありません。そのため、トランジションの流れを、先に理解しておくことが大切です。
サバゲーでトランジションが重視されにくい理由
サバゲーは、弾数制限のあるゲームでなければ基本的にはBB弾を何百発とフィールド内に持ち込むのが一般的だ。
なので弾切れによるトランジションの必要性がほとんど起こらないため、あまりその動作が重要視されていないのが一般的。
しかし、もしハンドガンをセカンダリとして持っているのであれば、折角ならば有効に活用してみたいと思うのが普通だろう。また機会が少ないからこそ、いざという時にしっかりとトランジションできる様イメージトレーニングや練習をしておきたいところだ。
そこで、トランジションを使うべきタイミングや、その方法について解説したい。
トランジションは、練習した人ほど、落ち着いて行えます。例えば、ゲーム前に、持ち替えの動きを確認しておくと安心です。
トランジションが必要なシチュエーションとは?
トランジションは通常、ライフルなど長物からハンドガンなど取り回しの良いセカンダリへの持ち替えが一般的である。
状況としては、以下のような場合にトランジションを行うと効果的だ。
トランジションが向く場面は、主に狭い場所です。そのため、次の3つの場面を、目安として覚えておきましょう。
●CQBエリアでの角など極至近距離での瞬発的な射撃が想定される場合
●CQBエリアや建物内において、ライフルの取り回しも厳しいくらい狭い場合
●狭いバリケード裏や建物などを素早くクリアリングして周る場合
狭い通路でのトランジション
CQBエリアで細い通路を進んだり多くの曲がり角を次々と攻略していく時、ライフルの取り回しに苦労する場合もある。それくらい狭い環境下であれば、ハンドガンにトランジションしてクイックに対応できる体勢を整えてしまうことが好ましい。ハンドガンの射撃姿勢がしっかりとできていれば、至近距離においては敵を発見した時に反射的であってもBB弾を当てやすい。
狭い通路では、ライフルが壁に当たりやすくなります。そのため、ハンドガンへ持ち替えると、動きに余裕が生まれます。
バリケードや建物内でのトランジション
また、バリケードが密集していているような箇所や入口の狭い建物内をクリアリングする時なども、無理にライフルを振り回すよりもハンドガンでサクサクとクリアリングする方がクイックに行える。
特に、建物に設置された窓は内側から外に向けて撃つ時のものと考えがちだが、逆に外側から建物内を掃射・クリアリングするのにも使える。建物内にいるプレイヤーは基本的に出入口を警戒してしまうので、裏をかく作戦として有効だ。そういった所から建物内を素早くクリアリングするにはハンドガンは非常に有効なアイテムとなる。
窓から建物内を狙う方法は、相手の裏をかく作戦です。つまり、トランジションが、戦術の幅を広げる例といえます。
その他のトランジション例
その他のトランジション例としては以下のような状況も考えられる。
●マガジンチェンジをするよりハンドガンを構えた方が素早く射撃体勢に入れる場合
●予備マガジンを全て撃ち切ったり故障や電池切れのトラブルでメインウェポンが使えなくなった場合
●相手に気づかれずに至近距離で背後を取った場合(相手への気遣い)
トラブルで、メインウェポンが使えなくなる場合もあります。そのため、ハンドガンを持っていれば、ゲームを続けられます。
トランジションの方法
トランジションは自身の装備や置かれた状況によって対応の仕方が変わってくる。
スリングの有無や種類によって、持ち替えの手順が変わります。そのため、自分の装備に合う方法を選びましょう。
ワンポイントスリングでのトランジション
●ワンポイントスリングの場合
スリングを使用している場合は、スリンングが適正に調整されていることを前提にライフルから完全に手を放して両手でハンドガンの操作に集中する。
ワンポイントスリングの場合は、ライフルから手を離すときは適当に手を離さず、ハンドガンを抜く手とは逆の手でライフルのハンドガードを持ちライフルが安定する位置まで落としてから手を離す。利き手はハンドガンを抜き、逆の手はライフルを適正な位置まで保持することをそれぞれ同時に行うようにし、ハンドガンへのトランジションに掛かる時間を最短にしつつライフルを安定させよう。
ワンポイントスリングでは、ライフルを安定させてから手を離します。そのため、落下や揺れを抑えて、素早く持ち替えられます。
ツーポイントスリングでのトランジション
●ツーポイントスリングの場合
ツーポイントスリングの場合は、時間的な余裕がなければワンポイントと同じか、もしくは腰の脇あたりに少し回してから下げるようにするが、多少の余裕があるならば長さを調整してライフルを背中へ回してしまうのが最も安定する。多少時間が掛かるものの、背中に背負う形にしてしまえばそのままライフルを身体の前で保持するよりも安定する利点がある。最近のツーポイントスリングは長さ調整が簡単にできるよう工夫されているものがあるので、トランジションしやすい操作性の良いスリングを選ぼう。長さ調節が可能なスリングであれば、トランジション時に短く調整してライフルを身体前面に固定してしまう方法もある。
ツーポイントスリングでは、長さの調整が重要です。そのため、操作性のよいスリングを選ぶと、トランジションが楽になります。
スリングなしでのトランジション
●スリングを使用していない場合
スリングがない場合は、片手でハンドガンを構え逆の手でライフルを保持するトランジションになる。手をライフルのグリップから離し逆の手だけでハンドガードを持ってライフルを保持し、空いている利き手側だけでハンドガンを抜きそのまま構える形になる。片手だけでハンドガンをコントロールすることになるので、熟練度が高くなければ難しいトランジションであるので、なるべくスリングを使用するようにしたい。
ただし、ライフルの弾切れや、明らかにフィールド上に残った最後の敵と相対する場合などは、その場にライフルを置いていってしまうのも手だ。
スリングなしの場合は、片手でハンドガンを扱います。そのため、練習を重ねてから、試合で使うと安心です。
トランジションのメリット
トランジションを行うことは、状況に合わせた最善のウェポン選択を行うことができるようになり、個人戦術の幅が広がるのがメリットだ。折角セカンダリウェポンを用意しているなら、トランジションを積極的に行ってハンドガンを活用してみるとより深いサバゲーの楽しみ方が増えるだろう。
トランジションは、ハンドガンを活かす第一歩です。さらに、ゲームの楽しみ方も、広がっていきます。また、ハンドガンの扱いに慣れると、判断も速くなります。なお、安全のため、フィールドのルールは必ず守りましょう。
トランジションに関するよくある質問(Q&A)
Q. トランジションとは何ですか?
タクティカル用語で、2つの意味があります。1つは銃の左右を入れ替えるスイッチングです。もう1つは、メインからセカンダリへの持ち替えです。
Q. サバゲーで、トランジションが重視されにくいのはなぜですか?
BB弾を何百発も持ち込むため、弾切れが起きにくいからです。ただし、機会が少ないからこそ、練習が大切です。
Q. トランジションが効果的なのは、どんな場面ですか?
CQBエリアの角や、狭い場所での至近距離です。また、狭いバリケード裏や建物内のクリアリングにも向きます。
Q. マガジンチェンジより、トランジションが速い場面はありますか?
あります。ハンドガンを構えた方が、素早く射撃体勢に入れる場合です。そのため、状況を見て判断しましょう。
Q. ワンポイントスリングでは、どうトランジションしますか?
逆の手でハンドガードを持ち、ライフルを安定させます。その間に、利き手でハンドガンを抜きます。
Q. ツーポイントスリングでは、どうトランジションしますか?
余裕があれば、長さを調整して、ライフルを背中へ回します。一方、時間がなければ、ワンポイントと同じ方法です。
Q. スリングを使わない場合は、どうしますか?
逆の手でハンドガードを持ち、利き手でハンドガンを抜きます。ただし、難しいため、なるべくスリングを使いましょう。
Q. トランジションには、どんなメリットがありますか?
状況に合わせて、最善のウェポンを選べます。そのため、個人戦術の幅が広がります。





